50歳からのアニメ

国際化したアニメを昭和世代から再評価してみます。

アニメ「くま クマ 熊 ベアー」を視る(ネタばれ有り)

www.youtube.com

www.youtube.com

アニメ公式サイト
kumakumakumabear.com

プライムビデオ
www.amazon.co.jp


「くま クマ 熊 ベアー」はくまなの先生によるラノベ小説が原作だ。
KindleのPrimeリーディングで公開されていたのが切っ掛けで読み始めた小説で、サクサクと軽快に進むお話しが気に入りこのブログでも紹介している。
haru-z1k.hatenablog.com

コミックもPASHに連載されており、ラノベのイメージでは掴みにくかった可愛さを上手く表現できていると思う。
pash-up.jp


アニメは既に第7話まで公開されており、第6話までは原作を忠実に再現していると感じたが、第7話の青い鳥の羽のエピソードについては全く記憶に無く原作小説のどこにあったのか思い出せない。

主人公である「ゆな」は、凄腕のトレーダーで億単位の資金を所有し、15歳で両親に愛想を尽かし、おじいちゃんを保証人としてマンションに1人暮らしをしている。
クラスメイトを嫌い絶賛「引きこもり中」でネトゲ三昧の生活をしていてネトゲのトッププレーヤーとして得たプレミアムアイテムがチートな熊衣装でこれをもらったことで異世界に転生することになる。
見た目の可愛さと反してやさぐれた性格をしており、これをアニメでどう表現しているのか非常に楽しみだったのだが、声優「河瀬茉希」がものの見事に「やさぐれた」雰囲気をだしており、逆に「ゆな」の過去が詳しく紹介されていないアニメでは視聴者の違和感を誘うのではないかと心配だ。
そして、そのやさぐれた性格も異世界で出会った人々(主に女の子)との交流というか・・・お姉さん属性を発揮してどんどん暖かく可愛くなっていくのだが、アニメの展開が、小説の展開と多少ずれていると感じる(小説ではテルミナはこの後頻繁に登場するが、ゲンツの登場機会はテルミナとの結婚後は殆ど無く、領主であるフォシュローゼ伯爵関係の方が重要となる)ので、果たしてどういう形で表現していくのか心配でもある。

さて、Kindleでは、2020年11月24日現在、原作小説17巻のうち第1巻〜第3巻まで110円(9割引)、第4巻から第10巻まで550円(半額以下)、第11巻〜第17巻990円(2割引き)で販売されているので、まだ原作小説を読んでいない方は、声優「河瀬茉希」の声をイメージしながら第1巻から第3巻まで読んでみることをお勧めする。
なお、この価格はAmazonの「ブラックフライデーサイバーマンデー」キャンペーンによるもので2020年12月1日までだ。

ラノベ

なおコミックスの方は第5巻まで発売されているがキャンペーン価格では無い