50歳からのアニメ

国際化したアニメを昭和世代から再評価してみます。

アニメ「弱キャラ友崎くん」を視る(ネタばれ有り)

弱キャラ友崎くん」は屋久ユウキ先生によるラノベで、原作小説は現在Lv8.5までのシリーズ10巻、Lv7がイラスト付き特装版を含めて2種類刊行されているので全11巻発刊されている。
コミックは本作が第4巻、外伝1巻の計5巻が刊行されており私が継続して購入しているお気に入り作品のうちのひとつだ。
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最新巻は1月19日発売予定だ。


最近ではAmazonプライムでも新作アニメが次々と視聴できるようになっており、嬉しいことに「弱キャラ友﨑くん」も公開されており、つい先ほど第1話を有り難く視聴させていただいた。
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まず、主人公である「友崎 文也(ともざき ふみや)」だが、一般的な引きこもりニート体質を持つ他のラノベの主人公と違い、オンライン対戦ゲームでは日本一の実力を持ちそれなりのプライドを持っている。
そのプライド故、日南 葵(ひなみ あおい)の煽り課題を熟していくのだが、その性格を的確に表現しキャラや音声のマッチングが良い。
そして何よりも本作の謎キャラというか師匠となる日南葵の表現力が良い。
原作小説やコミックでも二面性を持っていることは表現されていたが、「外面」が良い面よりも内面の表現が多く、どちらかと言えば少し暗い印象が残っている。
それがアニメでは媚を売るような声色や口角をあげ美人顔を作る表現まで正確に描写していて、ハッキリといって「驚いた」。
日本のアニメはどんどん進化して入っているが、原作小説を忠実に再現しているというよりアニメ化の利点を取り入れており、本作はその「進化」を実感させる良い作品に仕上がっていると思う。

なお、本作はニート主人公登場小説にありがちな「イジメ」や「暴力」とは、ほとんど縁がない作品なのでそういった暴力シーンが嫌いな人達にもお勧めだ。

アニメ第1話のタイトルは「なんだかんだ言って有名なゲームは大体おもしろい」で原作小説の第1巻(Lv1)の目次と全く同じところで終わっている。
コミックの第1巻では「Playing Guide 01.人生攻略開始」相当だが、コミカライズ作品の方は原作小説のサブタイトルと同様、ゲーム攻略と進行をマッチングさせた表現となっていて本アニメとはかなり違う印象を受ける。
個人的にはアニメの方が面白いと感じている。

第2話予告

TVアニメ「弱キャラ友崎くん」 WEB予告 Lv.2「一回の戦闘でレベルが連続で上がるとめっちゃ気持ちいい」

☆ ★ ☆ ★ ☆
以下、ネタばれ有り
☆ ★ ☆ ★ ☆

「オニタダ」=「鬼のように正しい。」の略らしい。原作ラノベでも簡単に類推できたフレーズだが、頻繁に本作に登場するので、ひょっとしたらアニメを通して流行らそうと考えているのかもしれない。

さて、第1話ではいきなり、
最終目標『私と同じくらいのリア充になる』
中くらいの目標『3年に進級するまでに彼女を作る』
小さい目標『家族または友達に「彼女できた?」と言われること』

毎日の課題
今日の課題『学校で女子3人以上に話しかけること』

で、
今後のアニメの展開では毎日の課題をどのようにクリアしていくか、本作で登場する魅力的な女の子達との関わりがメインになっていくと考えている。
ただし、このアニメが第一クールで終わるのか第二クールで終わるのか予測も付かないが、中くらいの目標が達成されるのが第8巻(Lv7)なので、どのような終わり方をするのかも楽しみのひとつだ。

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