50歳からのアニメ

国際化したアニメを昭和世代から再評価してみます。

アニメ「魔法科高校の劣等生 来訪者編」を視る(ネタばれ有り)

アニメ公式ホームページ
mahouka.jp

公式Twitter
twitter.com

abema TVで12月6日に「一挙振り返り&ライブスペシャル!!」放送予定
abema.tv

魔法科高校の劣等生は佐島 勤(さとう つとむ)先生原作のラノベで、
『入学編』
『九校戦編』
『夏休み編+1』
『横浜騒乱編』
『追憶編』
『来訪者編』
『ダブルセブン編』
『スティーブルチェース編』
『古都内乱編』
四葉継承編』
『師族会議編』
『SS(短編集)』
『南海騒擾編』
『動乱の序章編』
『孤立編』
エスケープ編』
『インベージョン編』
『急転編』
『追跡編』
『奪還編』
『未来編』
サクリファイス編/卒業編』
と短編集を含めて全33巻が発行されており、一応は高校の卒業をもって終了となっている。
しかし、物語は続いており、続・魔法科高校の劣等生として新たな展開を向かえており、毎回、新刊がでるのが楽しみな作品のひとつだ。


このプログを書いている時点でepisode8までが放映されており、私の一番のお気に入りのシーンはepisode7でロボットの「ピクシー」に憑依したパラサイトが「ほのか」の思念の影響を強く受けて「達也」に告白するシーンだ。小説ではサラッと読めるシーンだがアニメ化されるとかなりインパクトがある。ピクシーが告白している間、「深雪」と「エリカ」によって動きが封じられている「ほのか」の表情がいい。
ピクシーについては、前作の横浜騒乱編で初登場しており、AmazonのPrime会員なら無料で視聴できるのでどこだったか確認してみてはどうだろうか。
www.amazon.co.jp


アニメ化されているのは『入学編』『九校戦編』『横浜騒乱編』で、今回、『来訪者編』が加わったのだが、来訪者編は〈上〉〈中〉〈下〉の3巻で構成されており、恐らく原作小説のとおり、高校2年への進級までの一連の騒動が描かれて終わるものと思われる。

来訪者編はコミックも完結しており全7巻が発売されている。

最新刊

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以下、ネタばれ有り
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実は『来訪者編』では、パラサイトについて退治方法の発見と始末という点では一応の決着をみるのだが、エリカの兄や老師(九島 烈)を死に追いやるという過酷な未来が待ち受けている。
そして、老師の孫であり深雪張りの美貌を持つ「光宣(みのる)」の登場。
横浜騒乱編で悪(わる)として登場しながら、何事も無く逃れている中華街のボス「周 公瑾(しゅう こうきん)」のあがき。
そして「周 公瑾」と「光宣」の融合
驚きの展開、何よりもパラサイトの決着は、結局、光宣との関係で卒業編まで続いていく。

何よりもepisode8での深雪の下着姿での独白
「私はお兄様以外の人には触れられたくない」
という新たな伏線

恐らく来訪者編の放送が終わると「もやもや」が募ること間違いない。少しでもスッキリするために
『古都内乱編』『四葉継承編』『師族会議編』は読んでおくことをお勧めする。
『古都内乱編』
ラノベ

コミック

四葉継承編』
ラノベ

コミック

『師族会議編』
ラノベ

コミック


なお、今回登場したスターズ総隊長「アンジェリーナ・クドウ・シールズ」もアメリカでのパラサイト騒動の結果、再び日本に舞い戻ることになる(「エスケープ編〈下〉」巻末付近)のだが、最終刊までしっかり活躍することになるのだが、リーナの動向が気になる方は既刊全てを読むことをお勧めする。