50歳からのアニメ

国際化したアニメを昭和世代から再評価してみます。

今日見たアニメ(甲鉄城のカバネリ 第1話)ネタばれ無し

今朝、Amazonプライムビデオをチェックしていたら、2016春アニメ2作品が無料放送されていることを知った。
ひとつは「ばくおん」でもうひとつは「甲鉄城のカバネリ」。他の新番組についても追加される可能性があるので、しばらく、確認していきたい。ビデオの自動録画機能(キーワード:アニメ)では、一日に録画される番組が多すぎてチェックするのが大変だ。
以前は、いろいろなアニメ情報サイトを見ていたのだが、最近では迂闊にクリックするとウイルス対策ソフトが騒ぐので心配になってくる。

www.amazon.co.jp


第1話 「脅える屍」
第一印象は「進撃の巨人」に似ている。
調べて見ると監督は荒木哲郎さん、制作スタジオは「WIT STUDIO」で進撃の巨人と一緒だ。
ググってみると監督のインタヴューが載っている。
animeanime.jp
インタヴュー記事からの一部抜粋
"戦闘するヒロインが次々と敵をなぎ倒す話がまずありました。次に敵を考えました。ヒロインが倒しても殺人にならずに、かつ倒すことに爽快感がある存在。それで、ゾンビに。それが決まるのと同じタイミングで産業革命という時代も決まり、“時代物でゾンビもの”という枠ができました。
その時に俺が「移動要塞で逃げる話にしよう」と言ったんです。例えばトレーラーで逃げるのはゾンビものの定番です。ファーストガンダムホワイトベースみたいな雰囲気も頭にありました。その中での人間関係や葛藤が、徐々に育まれていく話です。時代設定から移動要塞は蒸気機関車ということになって、その瞬間に“和製スチームパンク”という呼び名が降ってきました(笑)。“和製スチームパンク”は、俺が決めたわけじゃなくて、結果としてそういうレッテルが貼りやすくなった。"

このインタヴュー記事が全てだ。
アクション系ということで物語の展開が早い。進撃の巨人並みに早い。(^0^)
移動要塞である「甲鉄城」の運行画面があって、「屍」の襲撃。並行して主人公「いこま」が屍を殺すための兵器開発をやっているシーン。(説明が無いので甲鉄城とは別の場所だと気づかなかった。BGMが消えるので注意深い人は気づくと思う。)
屍に噛まれると屍化するのは定番だが、屍になる前に心臓を爆破すれば屍化しないので小さな爆薬を使うこと。
この世界には階級が存在すること。
屍が血に反応すること。
主人公が持っている宝石は屍化を防ぐ効果があること。(こんな便利ものがあるなら何でみんな使わないんだ?)

主人公以外ではお姫様の「あやめ」(お嬢様・箱入娘タイプ)と、同じく高貴らしいが小学生程度にみえる「むめい」(忍者タイプ?動きが良い)が恐らく、ヒロイン役を務めるような気がする。
進撃の巨人では数人を残して次々と死んでいったので、このアニメもキャラクターを追うのは止めた方が良いと思う。実際、「むめい」の護衛役はちょっとかっこよかったのだが、屍に噛まれてアッサリと自害した。

しかし、進撃の巨人を見ても感じていたのだが、画のディテールが凄くて、ものすごい描写力がある作品だ。
移動要塞は蒸気機関車なのだが重厚な感じが十分に出ているし、シミひとつにしてもしっかりと表現されている。
アクションものとして十二分に楽しめる作品だ。

アニメ公式サイト
kabaneri.com

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