50歳からのアニメ

国際化したアニメを昭和世代から再評価してみます。

昨日見たアニメ(四月は君の嘘 第3話)ネタバレ有り

昨日見たアニメ
①四月は君の嘘 第3話 春の中
サブタイトルはアニメの中で使用される言葉が選択されている。
「渡亮太」のデート代役として「宮園かをり」に喫茶店(レストラン?)へ連れて行かれる「有馬公生」。お菓子を写メし、ピアノを弾いている子供とすぐに仲良くなる「かをり」をみて、精神年齢が近いのかなと思ってしまう「公生」。
無理矢理、公生に子供達のピアノの伴奏をさせるかをり。しかし、公生は突然伴奏を止めてしまう。
かをりは何故ピアノを止めたのか公生に質問する。

「ヒューマンメトロノーム
「同世代で君を知らない演奏家はいないよ」

かをりは以前公生がピアノを弾いていたことを知っていた。

「君は私達の憧れだもの」
「どうしてピアノをやめちゃったの」

公生が答える。
「音が聞こえないんだ」
「集中するほど、春風にさらわれた花(びら)のように、もつれながら、遠ざかって消えていく。」
「きっとこれは罰なんだ」

その重いことばに
「甘ったれるな」
と厳しい言葉で、公生が演奏家でありつづけることを要求するかをり。
何事にも全力でいこうとするかをりをみていて公生は思う。
「食べ物に恋をして、バイオリンに恋をして、音楽に恋をして、だから君は輝いているのかな。」
「こういう気持ちをなんていったかな。これはたぶん『憧れ』っていうんだきっと。」
その落ち着いた気持ちを蹴散らすかのようにかをりが言葉を放つ。
「君をバイオリンの伴奏者に任命します。」

学校で、自宅で、逃げ回る公生と執拗に追いかけ回すかをり。
かをりに協力する「澤部椿」
演奏会の前の日。雨のバスの中でふたりは会話する。

「椿ちゃんは有馬くんが好きなんだね。」
「ちょっと違うな。私にとって公生は、ダメダメな弟って感じ。」
「正直言うとね。私、公生がピアノをやろうとやるまいとどうでもいいんだ。」
「ただね。やめるなら納得してやめて欲しい。見てて辛いんだもの。」
「あの日から公生はどこにも行けずにいる。」
「だからピアノを弾いて欲しい。きっと何かが変わるはずだから。」

コンクール当日
学校の屋上にいる公生を見つけたかをり。
「私は全力で弾く。」
「聞いてくれた人が私を忘れないように。」
「その人の心にずっと住めるように。」
「それが私のあるべき理由。」
「私は演奏家だもの。」
「君と同じ。」

今まで攻撃的だったかをりが突然挫けたように声を絞り出していく。

「だからお願いします。私の伴奏をして下さい。」
「私をちょっぴり支えて下さい。」
「挫けそうになる私を支えて下さい。」
ポロポロとこぼれる大粒の涙。

彼女が今を一生懸命生きているのには、なにか訳があると確信させられるシーンだ。

伴奏を決意する公生。

ちょうどその時、謀ったかのように「椿」と「渡」が現れる。
コンサートへ間に合わせるために、自転車の2人乗りで会場に疾走する4人がいる。

最後に表示される
「自転車の2人乗りは法律で禁止されています。」
なんて説得力の無い言葉だろう・・・。

「かをり」ちゃん、病気か何かで余命あと何日なんてことまで想像させられた今話。
中学生で大人びた考えや発言をする彼らをみていると暗い未来が見えてきてしまう。
私はハッピーエンドが好きなのでハッピーエンドにして欲しいものだ。

ニコ生で第1話〜第3話の振り返り上映会を開催するそうです。
ぜひ、ご覧下さいませ!!!!

「四月は君の嘘」1話~3話上映会 - 2014/10/30 22:00開始 - ニコニコ生放送

アニメ公式サイト

TVアニメ「四月は君の嘘」オフィシャルサイト