50歳からのアニメ

国際化したアニメを昭和世代から再評価してみます。

昨日見たアニメ(冴えない彼女の育て方 第8話)ネタバレ有り。

第8話 当て馬トラウマ回想モード
原作ラノベ第3巻 第四章「同人作家なら一度はこうゆう夢を見るよね?」
この作品をみててムクムクと湧き出してきた疑問がひとつ。
「このアニメのタイトルってどうやって決めてんだろ?」


夏コミ2日目。波島出海ちゃんの手伝いに来た安芸倫也と加藤恵。
出海ちゃんの才能に気づいた倫也が、ちょっとした仕掛けを作って出海ちゃんの同人誌を完売を手助けするのだが、倫也の一生懸命な姿をみていた英梨々が出海の才能と倫也の献身に嫉妬するというお話。

う〜ん?
今まではラノベのゴチャゴチャした内容をアニメがすっきりさせていたと感じていたのだが、今回は演出不足を強く感じた。アニメ制作のスケジュール押しているのかなぁ?
具体的な例をあげると、
出海ちゃんのブースに来た加藤恵が、出海ちゃんから倫也の「彼女さん」と呼ばれて、名前で呼んでと頼むシーンがあり、それに分かりましたと応える出海ちゃんが「カノさん」と言っているように聞こえるシーンがある。
実際、倫也が加藤の名前を加納と間違えたシーンが第1話にあり、原作ラノベを読んでいない多くの人は、そう聞こえたのではないかと思う。
ラノベでは出海ちゃんが加茂(カモ)さんと読んでいて、カモメ組(加茂恵)というオチが付いていたのだが、このアニメの演出では、ラノベを読んでいない人が、そんな背景に気づくことは不可能だ。
加藤恵の印象が薄いという演出にはなっているのだが、倫也と出海が加藤を加納と同じように間違って覚えていたとするよりは、全く別名で覚えていた方がまだ加藤の印象の薄さをアピールできたと思う。

さて、
今までこの作品を見てきて、様々なグッズにも興味が出てきた。その中で特にキャラクターのイメージソングというのがあって、大枚1000円をはたいて、加藤恵のCDを購入した。何故、加藤恵かというと、この感情の起伏が乏しいキャラのイメージを損なわない唄ってどんなんだろうと興味がわいたのだが、購入してみて第1曲目「Mb」を聞いた感想が「誰。これ?」だ。
明るい楽しい声で歌われており、これでCVの安野希世乃さんのファン向けだったんだと気づいたのだが、後の祭り。私の期待は空振りに終わってしまった。
2曲目は、LOVE iLLUSiONという恵、英梨々、詩羽3人のキャラクターソングの恵ソロバージョン。
これらのカラオケ用と3分程度の恵メッセージが付いていた。

冴えない彼女の育てかた キャラクターイメージソング 加藤恵

冴えない彼女の育てかた キャラクターイメージソング 加藤恵

3月4日にはDVDも発売されていたらしく、第9話の予告のハズがDVDの宣伝に使われているのが面白い。

冴えない彼女の育てかた/#9「八年ぶりの個別ルート」予告映像 - YouTube

特典一杯のBDはこちら。

アニメ公式サイト

TVアニメ『冴えない彼女の育てかた』公式サイト

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