50歳からのアニメ

国際化したアニメを昭和世代から再評価してみます。

ラノベ「瑠璃色にボケた日常」を読む(ネタばれ有り)


新人賞スペシャルPV公開! 第4弾は「瑠璃色にボケた日常」!

瑠璃色にボケた日常は2019.2.14までの期間限定で半額キャンペーンをやっている。

瑠璃色にボケた日常 (MF文庫J)

瑠璃色にボケた日常 (MF文庫J)

第1巻あらまし

主人公「紺野孝巳(こんのたかみ)」は、中学時代期待された野球選手だったが、交通事故で選手生命を失う。
進学した高校では持ち前の体力と負けん気でヤンキー共を絞めて周りから恐れられる存在へとなっていた。
そんなある日、中学時代の同級生で幼なじみ、彼が事故で鬱いでいた間も見舞いに来てくれていたもとチームメイト、小田切(おだぎり)が亡くなったことを知る。
その日以来、小田切の霊に取り憑かれた紺野は、除霊してくれるという噂の「有働瑠璃(うどうるり)」がいる「おはらい研究会」を訪れる。
そこで、瑠璃から正式には部が「おわらい研究会」だと知らされ、霊が地上に残るのは生者の思いが反映されているためだと知らされる。

瑠璃によって小田切を成仏されることが出来た紺野だったが、瑠璃との約束により、お笑い研究会の部員となる。
霊感の強い瑠璃の近くにいることによって霊視が強くなってきた紺野は、ある日、自殺した女生徒の霊を見かける。
瑠璃に相談するが、その霊は学園一の美少女「鴫原翠(しぎはらすい)」が除霊するという。
鴫原家は有名な除霊士の一族らしい。
しかし、なかなか動かない翠にイライラしてたある日、紺野の前である男子生徒が自殺しそうになる。
自殺しそうになった生徒は「瀬戸川圭太(せとがわけいた)」。
先月マンションから飛び降り自殺した「山根由香子(やまねゆかこ)」とつきあっていたのだが、不良で先輩の武本(たけもと)に奪われ、彼女が死んだ際は妊娠していたことを聞かされる。
激昂して武本に殴りかかる紺野。
止めに入る翠。
一瞬の隙をついて、武本が幽霊の山根に屋上から突き落とされる。

粋の守護動物霊によって一命をとりとめた武本だったが、翠と瑠璃によってことの真相が明らかにされる。
山根は瀬戸川の守護霊で、瀬戸川の命により武本を襲ったらしい。

武本は山根を愛していたが、山根は瀬戸川の子供を身ごもっていた。
瀬戸川に子供の父親が自分では無いと否定され自殺した山根。
そのことを紺野に指摘された瀬戸川は、山根を使って紺野を殺そうとする。

翠は強制的に山根を除霊した。
瑠璃が瀬戸川にお仕置きをする。
暴走し事件を混乱させた責任をとって翠の従者をやることになる紺野。

瑠璃の父親が、怨霊となって瑠璃に憑き、その強力な霊格のせいで、他の怨霊を憑けたこと等が次第に明らかになっていく。
瑠璃のために勝負をしかける翠。
激しい戦いの中でなすすべも無く翻弄されていた紺野だったが、瑠璃や翠とずっと一緒に行動していたことによって瑠璃や翠が想像もしていなかった能力を身につけていた。
野球選手だったことも寄与している。

瑠璃の父親を成仏させ一件落着したかのように見えたのだが、「お笑い研究会」に翠が副部長候補として入部することになる。
−−−以下続く−−−

続巻は第4巻まで発売されている。(期間限定半額対象)

瑠璃色にボケた日常 2 (MF文庫J)

瑠璃色にボケた日常 2 (MF文庫J)

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