50歳からのアニメ

国際化したアニメを昭和世代から再評価してみます。

アニメ「やがて君になる」を見る。

やがて君になる」は既に放送が終了したアニメだが、プレジデント オンラインで東大生が読むマンガとして取り上げられていたので、アマゾンプライムビデオを確認したところ、作品が掲載されていたので、この週末、頑張って全話視聴してみた。
president.jp

原作マンガは『月刊コミック電撃大王』(KADOKAWA)において、2015年から連載されており、コミックウォーカーで継続中なので、こちらも参照した。
comic-walker.com


ストーリーは男女共学の高校で生徒会長と新入生の女子ふたりの百合の世界で有り、個人的にはBLや百合の世界は理解できないので見ないようにしてるのだが、全13話視聴してみて結論からいうと私の琴線には触れない作品であった。
ただ、私にとって、エヴァンゲリオンと同様、理解できなくても「なんとなく」惹かれる作品であることは認めたい。
共通する点は、「何が(どこが)人気なのか」難解で私には理解できないが、独特な世界観があるということだ。
もちろん爆発的人気を誇る「エヴァ」と「やが君」を同列にすることは出来ないのかもしれないが、継続的に視ていくと何か判るのかもしれない。
エヴァではシンジ、レイ、アスカ3人のどの視点を用いても結局何が言いたいのか表現したいのか未だに判らないが、やが君は主人公「小糸侑(こいと ゆう)」の視点で見ると恋を知らない少女の戸惑いや葛藤に触れられており、相手役の生徒会長「七海燈子(ななみ とうこ)」のシスターコンプレックス、不安と葛藤は上手く描かれていると思う。ただ、このふたりが惹かれ合う理由がイマイチ理解できないのが心苦しい。

原作コミック

アンソロジー

燈子の親友で燈子に密かに恋心を抱いている「佐伯沙弥香(さえき さやか)」については小説が出ている。
作者は入間人間先生で「電波女と青春男」や「安達としまむら」等の作品を書いている。
2019年の新作ラッシュがおちついたら、購入してみたいと思う。