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50歳からのアニメ

国際化したアニメを昭和世代から再評価してみます。

小説「君の名は」を読む(ネタばれ有り)

恥ずかしながら「君の名は」というタイトルを見て、松竹で1953年公開された岸惠子、佐田啓治主演のすれ違いメロドラマの焼き直し作品を連想してしまった。(原作はNHKのラジオドラマだ。)
「愛染かつら」と並ぶ不朽の名作だったと何かの本で読んだ記憶はあるのだが、具体的な内容が思い出せず、私が生まれる前に生み出された名作の焼き直しなら、内容を知っておいても良いだろうと何気なく購入したのが、この小説「君の名は」だ。

買って読んでみて初めて全く別作品だと気づいた。
ちょっと調べれば、8月26日(土)に全国公開されるアニメで、具体的な内容もPV等で知ることができたのだが、『思い込み』というものは本当に恐ろしい。
もっとも、若者に限らず同年代でも「愛染かつら」や「君の名は」というタイトルで昔の作品が即座に思い浮かぶ者がどれだけいるのか甚だ疑わしいのだが。

www.kiminona.com

「君の名は。」予告

「君の名は。」予告2

                        • (以下、ネタばれ部分)-------------

ど田舎の女の子と東京の男の子の身体と心の入れ替わりが物語の始まり。
入れ替わりを現実のものとして受け入れ始めたふたりだが、何故か直接連絡(電話)をとろうとしても繋がらない。
やがて女の子は3年前の彗星事故で消滅した村人のひとりだと判る。
過去と未来を繋いだ入れ替わりが、過去の惨事の回避を求めて動き出す。
極限状態での男女の連携が愛を生み出す。
しかし、歴史を変えることには成功してもふたりの記憶は失われてしまう。