50歳からのアニメ

国際化したアニメを昭和世代から再評価してみます。

アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」を見て感じたこと。

アニメ第8話 英雄願望(アルゴノゥト)を見ていて原作との違いにガッカリしたので批判記事を書こうと思っていたのだが、原作のストーリーとは関係の無い「ヘスティアの紐」で回りが盛り上がっているのを見ていると、原作とアニメの違いなんて「人気」にあまり関係ないのでは無いかと思うようになった。
そう思ったとたん記事が書けなくなってしまった。

「ダンまち」の原作ラノベは、言葉使いはともかく、内容的に面白いと思うし、原作とは関係の薄いところで別の人気が出て理解に苦しむことになろうとは・・・。所詮、「人気」なんて、漠然と「良いなぁ」と思う人がたくさんいて発生するもので有り頭で理解しようとすると無理なのではないかとも考えるようになった。
アニメの最終話(第13話)では階層主(ゴライアス)を倒してなんだか少しだけかっこよく見せて終わるようだが、原作ラノベを並行して読んだ者にとっては、最初から「13話で終わり」ありきの原作の良さを無視した「駄作」にしか感じられず、制作会社の株式会社ジェー・シー・スタッフに対する見方を変えることにした。この会社はラノベが原作でアニメで大ヒットした「シャナ」「ゼロの使い魔」「トラどら」そして「とある魔術シリーズ」「とある科学シリーズ」を手がけてきた私も好きな会社だったのだが利益優先でこんなこともする会社なのだと知って少なからずショックを受けている。
さて、アニメでは原作ラノベ第5巻の内容で終わっているので興味のある方は続きのラノベを是非読んで欲しいと思う。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか6 (GA文庫)

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか6 (GA文庫)

第6巻ではヘスティアファミリアに、リリルカ・アーデ、ヴェルフ・クロッゾ、ヤマト・命が加わり、ベルを欲するアポロンとファミリア同志の戦争「戦争遊戯」に発展する。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか7 (GA文庫)

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか7 (GA文庫)

第7巻はダンジョンに潜らない。美の女神「フレイア」に対抗心を燃やす女神「イシュタル」の策謀に巻き込まれるお話。獣人(狐)と殺生石や娼館そしてアマゾネスとの戦いだ。ネタばれにならないよう気をつけて書いているので、この注釈では訳が分からない?

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか8 (GA文庫)

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか8 (GA文庫)

各キャラクターに焦点をあてた短編集といった感じ。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか9 (GA文庫)

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか9 (GA文庫)

再びダンジョン編に突入開始。今回から竜娘登場。神々ですら知らなかったダンジョンの秘密が徐々に明らかに。

外伝としてアイズ・バレンシュタイン視点で本物語が描かれているソード・オラトリアが出ているのでこちらも是非読んで欲しい。
時系列は本編と同じだが、本編では描かれていない別の事件が並行して進んでいるので、こちらを単独で読んでも楽しめる。

再び記事を書く意欲が湧いてきたのは、「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」を原作ラノベ、コミック、アルファポリスのWEBサイトを見てアニメの出来とラノベや漫画の良さを再び実感できたからだ。自分が良いと思うものは他人にも紹介したいと思えるようになってきたからだ。
ただ、10月から2015年、秋冬アニメが始まったが、以前のように見た直後に感想を述べるのは控えるようにしたい。
自分が見て良い作品だと感じたものだけをピックアップして記事にしていきたいと思う。