50歳からのアニメ

国際化したアニメを昭和世代から再評価してみます。

今日見たアニメ(暁のヨナ 第20話)ネタバレ有り。

第20話 勇気の連鎖
原作コミック第6巻103ページから153ページまで。
「千樹草の試し」によって海賊の仲間になることになったヨナ。しかし、キジャ、ハク、ユンが海賊の中でも活躍しているのに、何の役にも立てない自分がもどかしい。見かねた緑龍がヨナを街の偵察に連れて行き人身売買のひとつの拠点を発見する。そして情報収集によって人身売買の日を特定する。
ヨナは自分が囮となって人身売買の女達に紛れ、船に侵入し、事前に合図を送って人身売買の女達の安全確保を優先することを提案する。
「私にしか出来ない仕事でしょう。」
「ギガン船長、私にも戦わせて下さい。」
今までも、ひとり夜中に弓の練習をしていたヨナだが、自らの命を危険にさらし、戦いの中に自ら積極的に身をおくこと鮮明にする。作者が描いている「王」たる資質なのだろう。
ヨナをひとりで行かせるわけにはいかない。ユンが女装して同行することになる。

夜中にギガン船長と会話を交わすヨナ。
あまり記憶に無い母親の姿をギガン船長に重ねて涙するヨナ。
ハクは無謀なヨナを縛り付けておきたいという気持ちを持つ一方でヨナの成長を見てみたいとも思ってしまう。
人身売買の行われる前日、女装したユンとヨナは人身売買目的の女性達を集めている店へと行き、自ら進んで罠に落ちる。夕焼けの海でハク達が待機している。
「決戦まであと1日。暗くて長い夜の始まりだった。」
ヨナのナレーションで第20話終了。


第17話から様々な情報が、さりげなく?ちりばめられていたので、要点を整理する。
①阿波の港町を仕切るクムジは横暴で役人をコントロール下に置いている。役人達も平気で子供を殺すような外道である。
②クムジはさらってきた女を他国(戒帝国)に売る人身売買を行っている。その取引のため沖合に7隻の船を集結させている。
③海賊達は、クムジの収入源を削ぐため、クムジの船だけを襲う「義賊」なのだが、人身売買の女達の救出によってクムジの打倒を企てている。最終決戦。ヨナ達もそれに加わる。

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暁のヨナ | 白泉社